療養病床に入院したとき
入院時生活療養費
65歳以上の被保険者・被扶養者が療養病床に入院する場合は、生活療養にかかる生活療養標準負担額(食費・居住費)を自己負担し、生活療養標準負担額を超えた額は、入院時生活療養費として健康保険組合が負担します。生活療養標準負担額は介護保険と同じ水準の額で、介護保険と同様に低所得者には負担軽減措置があります。 なお、難病・脊髄損傷などの方や、人工呼吸器・気管切開などを必要とする方など、入院医療の必要性の高い方が療養病床に入院した場合は、食費相当額のみの負担となり食事療養標準負担額と同額になります。
生活療養標準負担額
生活療養標準負担額(1ヵ月あたり)は、次のとおりになります。
生活療養標準負担額(1ヵ月あたり)
生活療養標準負担額 | 1ヵ月 約53,000円 | |
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<内訳> |
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食費 (食材料費および調理費相当) |
1ヵ月 約42,000円 | |
居住費 (光熱水費相当) |
1ヵ月 約11,000円 |
- 所得の状況に応じて、負担の軽減があります
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住民税非課税世帯
生活療養標準負担額 1ヵ月 約30,000円 -
年金受給額80万円以下の方など
生活療養標準負担額 1ヵ月 約22,000円